2016-05-24 Tue
フィルムカメラ好きな私がちょこちょこと手に入れたカメラでまだ使っていない物がありまして、その中の一台が「リコーオートハーフ」というカメラでした

そのカメラはこんな形をしております。

私が持っているのはオートハーフの中でも「SE」という機種、Sがつくとセルフタイマーが
ついているという意味らしいです

このカメラのシリーズは1962年に初代が販売されてから20年間に渡り600万台も
販売された、まさに「国民的カメラ」だったのです。
このカメラの特徴ともいえるのが、この年代のカメラとしては驚異的なコンパクトさと
シャッターチャージはレバーやギア式の巻上げではなく、底にあるダイヤルを回して
チャージすれば1回のセットで何枚も続けて撮れるという所、

ある資料によると1度の巻上げで数十枚撮れるとありましたが、あまりギュウギュウに
巻き上げてバネが破損しては困るので、今回撮っていた時は3~4枚ごとに巻上げを
チャージしておりました

このカメラでどんな写真が撮れるのか、試し撮りに行ったのは、東京都は調布にある神代植物園、
小学校の時に遠足で行った懐かしい場所です。

このカメラは「ハーフサイズ」カメラなので、35mmフィルムの通常表示よりも倍の写真が
撮れてしまいます

バシバシとシャッターを切りました


ハーフサイズカメラの面白い所は枚数がたくさん撮れるという事ばかりでなく、2コマを
一緒にプリントすると今のスマホでもアプリがある「コラージュ写真」がカンタンに
作れてしまうという所、撮り方によっては行った時の雰囲気が連続して楽しめます


数十年ぶりに訪れた神代植物園、都内最大級といわれるバラ園には多くの方が
来園されておりました。

実はフィルムを現像するまでちゃんと写っているかどうかヒヤヒヤしていたのですが、
予想以上の写りに大満足です


このカメラはフラッシュがついていないタイプなので、夕方以降や室内ではきついですが、
このように青空の下では十分に使えるカメラであることを実感しました。
「カメラの話」の毎回の事ながら機能や操作の仕方は書いておりませんが、またゆくゆくに
書いていこうかなと思っております

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