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本のご紹介です
今日は1冊の本をご紹介したいと思います

題名は「ライカとモノクロの日々」 作者はプロカメラマンの内田ユキオさん、
枻出版社というところから販売されております。
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題名にもあるようにフィルムカメラのライカとモノクロ写真の名手である内田ユキオさんが
自身で撮影された写真と10数編のストーリーで構成されたこの本は、どこを読んでも
写真を撮ることはもちろんのこと、写真に接する楽しさや1枚の写真に対する思いに
満ち溢れています。

詳しくは実際に本を読んでいただければと思うのですが、私が印象に残った文章で
買った古本にやたらにアンダーラインが引かれているというストーリーの中の
「長い物語のなかからポイントになる文章に線を引くのと、数多くの光景のなかから
ポイントとなる場所を選び出して写真を撮るのは、共通する点も多い」「自分なりの
物語が書けて、線を引くポイントを絞り込める人は、きっといい写真が撮れる」という
内容があります。

この本が出版されたのは2002年ですが、これを今に当てはめてみるとデジタルカメラ
主流の時代になって簡単に連射できたり、消したりすることが出来るようになりましたが、
ずーっとアンダーラインを引きっぱなしの状態と同じで、大切な1枚を選びにくくなっている
という感じがしないでもありません。

そういう機能が必要な場合もありますが、ぜひ1枚1枚を大事に撮るという感覚も
意識として持ち続けていただきたいと思います。
そして私たちも1枚1枚を大切にプリントしていかなければと感じた次第です

この本を含め、写真関連の本、雑誌を店内に設置してありますので、写真が出来上がる
までの間などにご覧いただければと思います

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写真のお話 | 15:05:24 | トラックバック(0) | コメント(0)